クリニックの再診にてがんの疑いを告知された際,実は「卵巣がんかもしれない」ことに対してはそれ程ショックを受けませんでした。
それよりもむしろ,卵巣腫瘍が6~7cmあることから仮に良性であったとしてもいずれは手術をした方が良いと思うという言葉の方にショックを受けてしまい . .
その後1~2週間の落ち込みはかなりのものでした。
というのも私の場合今までの人生の中で入院や手術といった経験が全くなく, ” 手術を受けること自体がとにかく怖い ” と感じていたからです(丁度この頃は適応障害の治療中でいつも以上に不安を感じやすい状態にあったため,それがより激しい落ち込みに繋がった可能性もあります)。
実際に手術を終え卵巣がんの確定診断が出てからは「がんであること」に対しての強い不安や落ち込みがやってくるのですが,この頃はまだ実感が湧いていないというか . .
手術に対する恐怖の方が勝っている状態だったと言えます。