大学病院へ 3

がんの疑い

そこからの約2か月間は,子宮内膜症治療薬の他メンタルクリニックで処方された抗不安薬・睡眠導入剤等も服用しながら過ごしました。

ジエノゲストは卵巣機能抑制・子宮内膜増殖抑制作用等がある黄体ホルモン製剤で,その副作用として不正出血が比較的高頻度で出現するとのこと。

私の場合も服用を開始して1か月半くらい経った頃から不正出血が始まり,次の受診までの間生理用ナプキンを付けて生活していました。

といっても基本的には生理時の出血よりもかなり薄く少量(途中1~2度血液の塊が出たことはありました)でしたし,吐き気やほてりといった症状も最後まで現れることなく過ごせていたので,全体的に見れば比較的軽い副作用で済んだ方なのかな . . ? という感じでした。

※ 短期間の服用だったというのもあるかもしれません。またエストロゲンの低下が抑うつ・不安感等の原因の一つとなっていた可能性も否定はできませんが,当時はそれよりも生理が止まったことで今まで苦しんできた月経困難症から解放されたという恩恵の方がずっと大きかったように思います。

こうしてあっという間に約2か月間が経過し,再び大学病院にて画像検査を受ける日が訪れたのでした。