ーという訳で歩行開始時は予期せぬ吐き気・嘔吐に見舞われはしたものの,
手術入院中体調が(極端に)悪くなったのはこれが最後であり,その後吐き気止めの点滴によって体調が落ち着いてきてからは退院日までどんどん元気になっていくばかりでした。
病室の外まで歩く
点滴スタンドを歩行器代わりに,まずはベッド → 病室の外までゆっくりと歩いてみました。
決して大袈裟ではなくこの時は本当に少し動いただけでも息が切れ,一つの動作をこなすのに平常時の何倍もの時間を要してしまうような状態。
何かにぶつかったり転倒したりしないよう注意もしなければならなかったため,術後の身体にはそれなりに負担の大きい訓練( ? )だったと言えるのですが . .
当時の私にとっては辛さよりもむしろ,
「自分の足で歩けること」
に対する嬉しさの方が,ずっと勝っていたように思います。
” 自分で歩いていつでも好きな場所へ行ける ”
というのは,本当に有難いことなのだと実感しました。