病室の外を歩く
点滴スタンドに掴まりながら「歩いて病室を出る」ところまでクリアしたら,次は廊下を歩行 → 最終的にはお手洗い付近まで行って帰ってくることを目標としました。
お腹に十分な力が入らないことに加え痛みが出ないようそっと動く必要もありましたので,この時の歩くスピードはかなりゆっくりの ” よちよち歩き ” 。
それでも脚の筋肉自体はそれ程落ちていなかったようで,よろめいたり躓いたりするようなこともなく,無事廊下を往復してくることができたのでした(勿論,看護師さんが始終見守ってくださっていました)。
病院内を歩けるように
歩行可能になってからの体力回復は思っていた以上に順調で,別のフロアの売店までちょっとお散歩 . . といったことも割と早い段階からできるようになりました。
※ 売店でのお買い物が楽しくて一日に4往復くらいしてしまい,看護師さんに驚かれた記憶があります。
手術を控えた時期にメンタルクリニックの先生が
「心の回復は中々自覚しにくいけれど,身体の場合は自分が元気になっていくのを日々実感することができますよ」
という趣旨のことをおっしゃっていたのですが,本当にその通りだなと思いましたね。
元々これといって大きな持病がなかったことや,手術による副作用・合併症(歩行動作に支障をきたすもの)が特に現れなかったこと等々 . .
色々な要因が合わさって比較的順調な歩行開始に繋がったのかなと自分なりには認識しています。
次回は,お手洗い関係のお話をする予定です。