排便について
排尿が順調だったのと比較すると,排便の方は「とても順調」とまでは言えない状態でした。
といっても何か特別不調があったとかそういうことではなく . .
要は中々お便が出てくれなかったのです。
※ 中々出てくれなかった . . と記憶してはいるのですが,実は抗がん剤治療中も何度か副作用で便秘になっているため,その記憶と一部混同している可能性もあります。
術前には浣腸を実施済み → 術後は術後で吐き気や嘔吐の影響もありしっかりとした食事を摂れずにいた訳ですから,
中々出てこなくても当然と言えば当然なんですけれどね。
目安の時期を過ぎても排便がないとなるとやっぱり心配にはなってしまうもので,この頃はお手洗いへ行く度に ” 出そうで出ない感覚 ” に悩まされていました。
※ ガスの方は(いつ頃からだったか覚えていませんが)意識すれば出せるようになっていましたので,少なくとも腸閉塞を発症している可能性等はなさそうでした。
ーと,そんな感じで数日間は腸の動きがいまいちだったのですが . .
その後は食事量が増えていくにつれて自然とお便も出るようになりましたし,
またお腹に力を入れたりまではできなかったものの(開腹手術後でまだ痛かったですからね),便意の方は日を追うごとにしっかりと感じられるようになっていきました。
同じ人間でも,部位によって回復が早かったり遅かったり . . 本当に様々なんだなと思いましたね。
なお手術中,癒着部分を切り離す際に腸の一部を縫う処置が行われたそうなのですが,自覚症状という点に限って言えば特段排便機能等に影響が生じたような印象はありませんでした。
また事前の交付資料に記載のあった人工肛門の造設に関しても私の場合特に必要にはならなかったようです。
次回の記事では退院が間近となった頃の体調について,改めてまとめてみたいと思います。
※ 手術入院に関するお話もあと2~3記事程で終わりを迎えられそうです。