術後の自宅療養生活は,一人で家事や買い出しをしなければならなかったり再び精神的な不安感が強まってきたり . . と,それなりに辛いものでした。
とはいえ退院2週間後の外来診察時には術後の経過確認だけでなく卵巣がんの確定診断結果や今後の抗がん剤治療についても詳しく説明を受ける予定でしたので,その場ですぐにでも確認・質問等をすることができるよう,可能な限りの下調べはしていた記憶があります。
まぁ下調べ . . といっても,できることと言えばネット検索くらいだったのですけれどね。
私の場合術中迅速病理診断の段階で既にⅠC期であることが知らされていましたので,初発ⅠC期の場合に選択される治療に関しては卵巣がん・卵管癌・腹膜癌治療ガイドラインから情報を得ることができましたし,
また抗がん剤治療に関連する心配点や治療後の予後等に関してはがん情報サービスのような信頼できるサイトに目を通すことによってもかなり整理することができたように思います。
こうしていよいよ,外来診察日を迎えることとなります。