使用する薬剤
私が受けることになったのはTC療法(パクリタキセル + カルボプラチン)という化学療法でした。
パクリタキセル
イチイ科の植物に含まれる成分を原料とした化合物で,細胞分裂に関わる微小管に作用することでがん細胞の増殖を阻害する働きがあるそうです。
アルコールを含むらしく,術後の外来診察時には過去にお酒で具合が悪くなったことがないかについての確認もありました(私の場合特に問題ありませんでしたので,その旨お伝えしました)。
カルボプラチン
プラチナ(白金)を含む化合物で,がん細胞内のDNAと結合することによりがん細胞の分裂を抑制・または死滅させる働きがあるそうです。
スケジュール
約4週の間隔を空け,全部で6回実施するとの説明を受けました。
患者さんの状況や病院の態勢によっては日帰りでの治療が可能なこともあるようですが,私の場合は事情により結局6回とも入院での治療となりました。
※ その経緯についてはまたの機会にお話しできればと思っております。