治療前の準備
副作用に対する心配
抗がん剤治療というと,第一印象として壮絶な副作用が現れるイメージが強いかと思います。
私自身も最初の頃は少なからず ” 副作用そのものが怖い ” という気持ちを抱いていたのですが . .
今になって思い返してみると当時はどちらかといえば,「一人暮らしで生活していけるのか」「日常生活にどの程度影響が出るのか」といった心配の方がメインだったかもしれません。
約半年間(全6回)にわたり入退院を繰り返す訳ですので,やはり今の暮らしを維持したまま最後まで乗り切ることができるのかという実生活的な部分が,個人的には一番気になるところでしたね。
そういった心配もあり治療を受けるにあたっては卵巣がんTC療法における副作用・その対策等に関して予めネットで下調べをしたりしていたのですが,その中で個人的に特に安心感を得ることができたのは,吐き気・嘔吐については最近は良いお薬があるためそれ程苦しまずに済む患者さんが多いという情報でした。