今回は,私が手術入院生活を振り返って思ったこと・感じたことについてお話ししたいと思います。
8日間の入院生活全体を振り返ってまず最初に思うのは,やはり ” 毎日が初めてのことばかり ” だったということ。
入院・手術自体初めてだったというのもありますし,そもそもこんなに早くがんと診断される日が来るなんて今までの人生の中で思ってもみませんでしたからね。
物理的にも精神的にも,そして経済的にも準備不足の状態で治療に臨むことになってしまった点に関しては,致し方のない側面もある一方で多くの反省・教訓を含むものでもありました。
※「がんに対する備え」については以前こちらの記事でも触れています。
→ 入院前の心情について
そしてもう一つ,治療を終えた今現在の視点から言えることは . .
手術入院は私が受けたがん治療の中の ” あくまでも一部分 ” だったということ。
すなわち,手術入院中は「今が人生で一番の苦難かも」等と考えながら過ごしていた訳なのですが . . 実際にはその後の抗がん剤治療においてもっと大きな苦難に直面することとなってしまうのです。
※ 私の場合は,のお話ですよ。
近い将来起こる苦難が全て予測できたりしたら怖くて治療どころではなくなってしまうでしょうから,ある意味それで良かったとは思うのですけれどね。
一日一日を乗り切ることに精一杯だった当時の自分が何となく懐かしいような . . そんな気持ちが,今はあります。
あとは . . そうですね。
” 詳しい治療記録を取っておけば良かった ” というのも,今更ながら後悔していることの一つかもしれませんね。
当時のメモ等が残っていれば(例えば食事や排泄の経過等),より雰囲気の伝わりやすいお話ができたかもしれない訳ですから . .
そこはちょっとだけ失敗したなと感じています。
ーと,今思い付くのはこんなところでしょうか。
この辺りで一旦手術入院のお話は終わりにしようと思います。
もしかすると今後また思い出すことがあるかもしれませんので,その時は随時記事の中でご紹介させていただくことにしますね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。